不貞慰謝料請求を行い、200万円の支払いを受けた事例

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依頼者属性 女性 30代
相手方属性 女性 30代



事案の概要

依頼者は離婚を決意するとともに、不貞相手に対して慰謝料を請求することを希望していましたが、
依頼者が不貞相手について分かっていたことは氏名と電話番号だけでした。

弁護士の対応

依頼を受けた後、携帯電話の通信会社に対し、弁護士会照会(この手続きについては後述します)を
行った結果、不貞相手の住所が判明しました。
弁護士から不貞相手に対して慰謝料を請求する文書を送付しました。

結果

不貞相手との協議の結果、慰謝料として200万円を支払うことで合意が成立しました。
合意書を取り交わし、200万円の支払いを受けました。

担当弁護士のコメント

弁護士は、所属している弁護士会を通じて、官公庁や企業に対し、必要な事項について照会を行うことができます。これを弁護士会照会といいます。

この照会は法律上、回答義務があるため、照会先は単に個人情報という理由だけでは回答を拒否することはできません。

本件のように相手の電話番号は知っているが住所が分からない場合には、弁護士会照会を通じて住所を調べることが可能です。弁護士会照会は弁護士しか行うことができませんので、相手に関する情報が電話番号以外分からない場合は、弁護士にご相談ください。(担当弁護士 江畑博之)

担当弁護士のプロフィールはこちらから

掲載日:2024年5月9日