養育費について算定表以上の養育費を取得した事例

,

依頼者属性

20代 女性 会社員
20代 男性 会社員
未成熟子 1名

事案の概要

まだ、双方結婚期間も長くなりませんでしたが、性格の不一致により離婚をすることになりました。
男性側から離婚調停を申し立てられたため、女性側が当事務所に依頼をし、離婚調停に対応いたしました。

弁護士の対応

双方とも、離婚自体や、親権者を女性側にすることについては認めていましたが、養育費の金額と解決金の金額に争いがありました。
調停における交渉の結果、養育費については、基本的には算定表にしたがった金額とするものの、
小学校や中学校等の進学時には、制服代やその他の経費が掛かることから、そういった進学時には追加の支払いをするように認めさせることができました。
また、本件については、夫の暴力や不貞など、明確に慰謝料を発生させるような事由はありませんでしたが、交渉の結果、相当額の解決金の支払いを認めさせることができました。

担当弁護士のコメント

双方ともまだ若く、早期に離婚をした方が人生の再スタートを切るという意味で、双方の利益にかなうものと思われます。
統計上、多くの女性が養育費を受け取れていないといわれるなか、本件では算定表以上の養育費を取得することができ、良かったと思います。(担当 小林)

掲載日2023年5月24日